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骨盤のゆがみについて |
写真などを撮ってもらう際、向いている顔の方向や、傾け方を直されたりしたことはありませんか?また、電車などで立っている時、気づくと左右どちらかの足に体重を傾けて乗っていたり、足を組むときに必ず同じ足が上だったりすることはないでしょうか。 人間の運動機能は骨とその周りにある筋肉を動かすことで成り立っており、そのバランスはとても重要な要素になります。
体をまっすぐにしているつもりでも、知らず知らずのうちに前後・左右、またひねった状態などに体はゆがんでおり、ほとんどの人が体のどこかにゆがみを生じています。 また、ゆがむことによって、バランスを取っているとも言えます。ですからプロのアスリートでもない限り標本のようにパーフェクトな人はいません。 では、いらっしゃる患者さん全てのゆがみを取らなければならないかというと、実はそうではありません。見てすぐわかるようなゆがみを持っている方でも、問題なく健康に生活を送っていることもあります。 |
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その痛みや症状の原因が骨盤や背骨のゆがみに起因し、基本的に筋肉バランスの調整だけでは回復が難しい状態の時に調整が必要となります。また、骨というのは必ず筋肉に付着しています。筋肉が硬く動きづらい状態のときに骨だけ無理やり位置を直しても、硬い筋肉にひっぱられて、直ぐに元の位置に戻ってしまいます。 そこで、当院ではほとんどの場合、骨盤などの矯正の前に、その周辺の筋バランスを整えた上で動きの悪い関節を本来ある形に戻す手技を行っています。 ただ矯正をしてまっすぐに直すのではなく、まずは体が正常な状態に近づきなるべく負荷をかけないようにし、矯正が一番効果的に効くような手法を使っています。矯正が必要か必要でないか、患者さんひとりひとりの状態に合わせてしっかりと診察した上で方針を決めています。
当院ではカイロ的手法・オステオパシー・SOTブロック・トムソンベッド等を使った矯正法を行っています。医療としての治療の一環ですので、美容的な捉えかたではなく、治療的な捉えかたで行っています。 |
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何故生じるか |
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右利き左利きはもちろんのこと、体のどちらか一方だけを使い続けたり、無理な姿勢を続けると左右、前後で筋肉の発達などに違いが生じて体が曲がり、その結果骨の傾きなどに変化が生じてきます。食卓で毎日、右側にあるテレビを見ながら食事を続けることさえもゆがみの原因になります。ゆがみは一気におこるものではなく、毎日毎日の小さな動きの積み重ねのズレで生じるのです。しかし、少しのゆがみなら体が自然に元に戻るようになっています。
体には驚くほどたくさんの骨があり、それをつなぐたくさんの関節から出来ています。また、その関節をまたぐように筋肉やじん帯がガッチリと骨同士をつないでいます。これらの影響を毎日少しずつ受けながらゆがみが生じるわけですからゆがみの結果として骨だけを考えるのは少し無理があります。関節の動きがスムーズか、それを動かすための筋肉がきちんと働いているかを考える必要があります。 |

骨盤の構造 |
皆さんの体の中にある「骨盤」、理科室のガイコツや今までのイメージから想像してみて下さい。ちょうど両手首をくっつけて外側に開いた、蝶のような形をしていますね。本来はいくつかの骨から出来ていますが、大人になるとくっついて、大まかに言うと3つの骨から出来ています。左側・右側の2つの骨(寛骨)と、それをつなぐ中央の骨(仙骨)です。胸にある肋骨が肺や心臓を包んで守っているように、骨盤は、おなかの部分の内臓を下からかかえるようにサポートしています。 |
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